大会参戦記

フィールドモニター 竹中 祐佳里 大会参戦記


 先日、サンクチュアリ(三重県)で行われましたチャンピオンシップトーナメントファイナル戦に出場してきました。


GWにもプラに入り、池の状況を把握。連日のプレッシャーに魚の食いも浅く、なかなかスプーンで戦うには厳しい状況という事を感じていました。
当日は前半のグループに入り、まずは前日放流の魚をしっかりとる事で大切になってきます。
わせのスピードを合わせたり、レンジを合わせながら、1本1本キャッチしていきました。
食いも浅いという状況の中、放流魚の強い引きに対して強いバットで対応してくれるのは、”クロノタクトL”。放流は私のお気に入りのクロノタクトLを使用します。
前半で多く釣れる時は、渋るのも早く、マイクロスプーンでとっていく方法にシフトします。

私は、マイクロスプーンを、”クロノタクトSUL”や”クロノタクトSL”で釣っていきます。
ティップで当たりが繊細かつ明確に分かり、魚の反応に対して分かり易く反応してくれる竿です。
早く合わせてしまうと、今回の状況ではバレてしまう事も多かったので、ティップの入りやすい竿を使用し、乗る当たりのみをキャッチしていくと、徐々に数を伸ばす事ができました。
時間が経つにつれ、魚の食いも渋く、スプーンでの反応が鈍くなってきたので、クランクにシフトしていきました。

クランクで使用するのも”クロノタクトL”がメインですが、”クロノタクトLF”もPEと組み合わせて使用する事もあります。今回の魚の状況からPEでは情報が早すぎてかかりきらなかったので、フロロの伸びを利用してキャッチしていきました。

予選はグループの中で2位通過。準々決勝はタイマン。準決勝は3人中1位が次へと進むことができます。
予選、準々決勝、準決勝とクランクメインでなんとか勝ち進むことができました。
クランクのレンジを調整しながら、カラーチェンジをして決勝へ。
決勝は池の半分を4人で好きな場所に入るということで、場所が決められてない状況での判断が難しかったです。
4人ともクランク勝負。私は、3位サドンになり2匹早掛けで、1匹目を先に掛けていた事から3位に入賞することができました。

★使用タックル★
マイクロスプーン用
  クロノタクトSUL+1.5ポンドフロロ
  クロノタクトSL +1ポンドフロロ
  ALE       +1.5ポンドフロロ

放流スプーン・クランク用
  クロノタクトL  +2ポンドフロロ
  クロノタクトLF +PEライン

 

 

2019年05月23日